ほかの作り手が、自分のつくり方について書いた文章を読むのが、私はずっと好きでした。「結果」ではなく――結果はどこにでもある――「中身」が読みたい。木曜日に出てきた問題、すべてを変えた決断、なぜあの場面が機能していなかったのかが分かった瞬間。

そういう記録は、ふつう残りません。会話のなかへ、個人的なノートのなかへ、プライベートなチャットのなかへ消えていく。そして誰かが「過程」を学びたいと思ったとき、目の前にあるのは完成品だけで、たどってきた道は残っていません。

このノートを開くことにしたのは、その道を失わないためです――まずは、自分自身のために。そして、もし運が良ければ、ほかの誰かの役にも立つかもしれない。

これからのこと

最初の投稿は、いま制作中のアニメーション短編 「プレデターズ」 についてのものになる予定です。物語の構造、キャラクターデザインの選択、使っている生成AIのパイプライン、失敗、自分のなかでの議論――すべて記録したいと思っています。映画が完成したとき、メイキングも一緒に公開します。

そのあとはエッセイが始まる予定です。書きたいテーマがいくつかあります。細田守監督がラストシーンで「時間」をどう扱っているか、なぜ「曖昧な結末」はたいてい逃げに過ぎないのか、リモートワークを辞めずに3か月で短編を完成させるためにどう自分を組み立てたか。

ようこそ。